DJで選曲する時のたった3つのコツー演奏するようにミックスしようー

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こんにちは。hagebeatsです。

DJで選曲する時のたった3つのコツ。第三弾は「演奏するようにミックスしよう」です。

第一弾では、曲のキーについて話しました。

関連記事:DJで選曲する時のたった3つのコツー曲のキーを見ようー

第二弾では、自分のテーマの作り方について話しました

関連記事:DJで選曲する時のたった3つのコツー自分のテーマと客層のルーツが重なるところを探せー

第三弾では、選曲からいよいよミックス時の話にまで話は進みます。

ミックスってなに?

そもそもミックスって何か?手前味噌で恐縮ですが、まずは、こちらの動画をご覧ください。

動画上部で、左側と右側で違う曲が再生されているのがわかるかと思います。よく友達に

友達A
DJってキュッキュッやってるけど、なにをしてるんですか?

と聞かれるのですが、DJは基本的に2つの違う曲同士を混ぜ合わせています。(MPCとかを使ってビートを加えたり、4つのタンテを使ったりして混ぜる人もいますが、それは今回の記事で伝えたいことを完全に実現できてるプロ中のプロです。)

なので、左側と右側で違う曲が再生されています。ミックスとは、この2つの違う曲同士を混ぜ合わせることを意味します。

足し算と引き算

じゃあ、どうやってミックスさせるのか?技術的には山ほどミックスの手法はあるので、ここでは紹介仕切れないですが、基本概念を守ってさえいれば、いろんなミックスに対応できるようになるので、ここでは基本概念をお伝えします。

足し算と引き算です。

違う曲同士を同時に再生したらどうなるでしょうか?答えは簡単。うるさいです。(うるさくない場合もあるし、ロータリーミキサーとかだとうまく混ざる場合も多々。)

ただただうるさい。なぜか?音楽になってないからです。音楽になってない理由は様々あるんですが、基本概念は何の音を足して、何の音を引くのか?これだけです。

曲の構成を理解しよう

どうやって足して引くか?僕はいつもこんな感じで足したり引いたりしています。

例えば、ボーカル(メロディ)とピアノ(コード進行)とキック(リズム隊)、クローズドハイハット(リズム隊)、オープンハイハット(リズム隊)、ベース(ベースライン)がなっている曲があるとします。そうすると、次につなぐ曲としては、リズム隊の高音部分に何かを足せそうな気がしますので、ここにクラップ(手を叩く音)かカウベル(コンコンという音)、マラカスあたりがなっている曲だと良さげです。

コード進行はピアノなので、落ち着いた感じのピアノかエレクトリックピアノがコード進行の曲を混ぜてもいいのかなと思います。また、ボーカルがある歌物であれば、次はボーカルが乗っていない曲の方が繋ぎやすいかなと思います。(ボーカルの引き算)

はい。といった感じでミックスしています。大事なことは曲の構成を理解することです。曲の構成とは何か?というと、何の音で曲が構成されているか?多くの曲は、メロディとコード進行、リズム隊の3つで構成されています。

なので、この3つが何で構成されているか?を理解します。どうやって理解するか?聴きまくってください、曲を。正直最初はなにが鳴っているのか聞き分けることすら、難しいと思います。これは耳の感覚を鍛えるしかないかなと思います。

16小節の中で空きはどこか?

さて、曲の構成を理解したら、音を足していく作業に入ります。さっきの例で言うとここです。

例えば、ボーカル(メロディ)とピアノ(コード進行)とキック(リズム隊)、クローズドハイハット(リズム隊)、オープンハイハット(リズム隊)、ベース(ベースライン)がなっている曲があるとします。そうすると、次につなぐ曲としては、リズム隊の高音部分に何かを足せそうな気がしますので、ここにクラップ(手を叩く音)かカウベル(コンコンという音)、マラカスあたりがなっている曲だと良さげです。

で、足していくんですが、ただただ足せばいいわけではないんですね、これが。例えば、ハウスだとキックが4分頭に鳴っていて、オープンハイハットが8分頭になっている曲が多いです。(というかそういうジャンルです)上の例で言ったクラップを8分頭にかぶせるのは、筋が良くないんですよね。なぜなら、被ってしまってるから。

僕だったら、オープンハイハットが8分頭になっているなら、クラップはもう少し後ろで鳴っているような曲を選曲するなと思います。

難しい話になってきましたね。どういうことかというと、ミックスというのは、その場で新たなビートを作っているような物なんです。

だから、作曲っぽい話になりますが、その小節の中での空きはどこか?探して、その空きに新しい音を入れて、新たなビートを作るのがDJです。

DJでかける曲はループものが多く、ずっと同じフレーズが続いており、だいたい16小節が1ループになっているケースが多いです。なので、この16小節のなかでどこが空いているのかを考えてあげることがDJの醍醐味なのかなと思います。

曲のキーは何か?

さて、リズム隊の話は終わりました。次は音を混ぜる際に一番重要な部分です。さっきの例でいうとここです。

コード進行はピアノなので、落ち着いた感じのピアノかエレクトリックピアノがコード進行の曲を混ぜてもいいのかなと思います。また、ボーカルがある歌物であれば、次はボーカルが乗っていない曲の方が繋ぎやすいかなと思います。(ボーカルの引き算)

コード進行は、中学校の合唱でいうと、ピアノの伴奏です。ジャーンって弾いてますよね。実は、あのジャーンっていう音で曲が明るく聞こえたり、悲しく聞こえたりするんですよ。いわば、曲の雰囲気そのものを形成しているものって言っても過言ではないです。

つまり、このコード進行が次の曲で急に明るくなったり、悲しくなったりしたらよくわからなくなるわけです。それが明るいコードなのか、悲しいコードなのか察知するのは相当高等テクニックというか相当耳コピ能力がよくないと、わからないです

ともかく、コード進行というのが曲の雰囲気を作っているので、ここを壊しちゃいけないのはわかります。どうすればいいか?重要な概念として、曲のコード進行の基盤となっている概念があります。それが曲のキーです。

曲のキーとは、メロディーやコードが、ある音に関連付けられて構成されている音の組織なんですが、このキーが次にミックスする曲と合っていれば、音楽としては成立するんですね。

とは言っても、曲のキーなんてどうやって調べればいいんだという方や曲のキーってなに???その説明じゃよくわからないって方は、第一弾の記事に詳しく書いたので、ご覧ください。

関連記事:DJで選曲する時のたった3つのコツー曲のキーを見ようー

演奏するようにミックスしよう

さて、ここまでで16小節の中で空きはどこか?と曲のキーは何か?を意識することが重要だとお伝えしました。それは、2つの違う曲同士をミックスさせていく上で、音の足し算と引き算をしていくことがうまくDJする秘訣だからです。

ここまでご覧いただいて、何か感じることはありますでしょうか?僕自身この記事を書いていて、一つの発見がありました。

これじゃまるで演奏じゃないかと。

DJは2つの違う曲同士を混ぜ合わせることだとお伝えしましたが、2つの違う曲同士を混ぜ合わせることに必要な概念は、演奏に必要なリズムを把握する技術、要するに16小節の中の空き(拍の意識)と、曲のキーを耳コピする技術(メロディとコード進行に関する技術)でした。これは、演奏や作曲をする際に必要な技術です。

正直言って、ここまで意識せずともミックスさせることはできるのですが、より完璧なミックスを求めるのであれば、ここまで追求してもいいのかなと思い、書きました。

最後に

結局のところ、音楽になっているのかどうかが重要なので、その場にいる人が気持ちよければ、ハイハットがクラップとぶつかっていようと、曲のキーが違う曲を混ぜ合わせてもオーケーなわけです。実際、曲のキーは違うけど、フロアが求めているアンセム的な曲をかけなきゃいけない時は多々あります。

ただ、それは非常に感覚的な話なので、より論理的に音楽らしいDJをしたい人に向けて、記事を書いてみました。

ここまでご覧いただき、ありがとうございました。


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