奥浩哉さん最新作「GIGANT」がヤバイ【ネタバレあり】

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こんにちは。hagebeatsです。

御託は置いといてですね、2018年一番展開が気になり、2019年おそらく一番話題必至の漫画になるであろう「GIGANT」を紹介しよう。

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概要

概要は以下参照

『GANTZ』奥浩哉が描く圧倒的最新作!

人生に巨大な奇跡は起こるだろうか。僕たちはそれに気づくだろうか。

映画監督志望の高校生・零がある日、町で目にしたのは、大ファンである「女優」パピコを中傷する張り紙だった。深夜、家を飛び出し張り紙をはがしてまわる零に声をかけたひとりの女性。それは―――。
まだ誰も目にしたことのない、全く新しいボーイ・ミーツ・ガールが幕を開ける!!

漫画としては特例のPVも公開されているので、こちらを見た方が概要把握しやすいかも。

AV男優森林原人が語る忠実な設定

PVが公開されるほどの話題作なんですね。もちろん、GANTZの作者であるということでそもそも期待も大きいのですが、それ以上にやはり2巻だけでこの圧倒的な世界観。先の読めない展開。映画や現代社会に裏打ちされた独特のSF劇。見るものを惹きつけるのはさすが奥浩哉先生。

例えば、今回のヒロインはAV女優のパピコで、撮影現場のシーンやパピコ独特のフォルム、どのAV男優が気持ちいいかなど、細部までこだわったというか、AVの中の人じゃないとこんな情報知らなくね?みたいな凝った内容なんですが、現役AV男優の森林原人さんによるとすごく忠実に再現されているのだとか。

ほか反応。

ザ・サイバーパンク

『変[HEN]』から始まり『GANTZ』しかり『いぬやしき』しかり、忠実にザ・サイバーパンクな漫画を打ち出す稀代の漫画家・奥浩哉先生。サイバーパンクとはこういう意味。

人体や意識を機械的ないし生物工学的に拡張し、それらのギミックが普遍化した世界・社会において個人や集団がより大規模な構造(ネットワーク)に接続ないし取り込まれた状況(または取り込まれてゆく過程)などの描写を主題のひとつの軸とした。さらに主人公の言動や作品自体のテーマを構造・機構・体制に対する反発(いわゆるパンク)や反社会性を主題のもう一つの軸とする点、これらを内包する社会や経済・政治などを俯瞰するメタ的な視野が提供され描写が成されることで作品をサイバーかつパンクたらしめ、既存のSF作品と区別され成立した。

参照記事:サイバーパンク

パニック障害やDV、登場人物の一つ一つの行動が2018年のいま、話題となっている社会問題に触れていて、そこが一般のエロ漫画にはない奥深さを感じる。2018年に出されるべき漫画だなと節々に感じる。その点、時代性を反映するのがうまい。GANTZを休載してでも『週刊ヤングジャンプ』で連載されていた『め〜てるの気持ち』は2006年から2007年に連載されていたが、ちょうどネットいじめが原因で引きこもり増えていた時代だった。

しかもキャラ設定まで忠実だ。IQが高く自意識が高いため、引きこもりになった主人公が『め〜てるの気持ち』の主人公なのだが、そういった例は漫画「子供を殺してください」でも、多く描かれているが、単純な引きこもりの設定ではなく、まるでドキュメンタリーを見ているかのような設定だ。

関連記事:奥浩哉さんのめ〜てるの気持ちは引きこもりのリアルな生活を表現した名作漫画

関連記事:子供が精神病なら見るべきマンガ「子供を殺してください」という親たち

今回のギガントもAV女優がひとりの重要なキャラクターだが、家族を養うためにそういった仕事をしている。AV出演強要ニュースがNHKで放送され、職のあてがなくAV女優やる方がフジテレビのザ・ノンフィクションで特集され、様々な意味で一般的になってきた。時代との相関性が非常に高く、細かな注意を払って描かれていることがうかがえる。なんでもないシーンだが、ワイドショーのニュースでチョコが好きな社会学者が違う角度から物言うシーンを取り入れているのも時代性が伺えた。

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パピコのコスプレ一覧

さて、GIGANTが話題になっている一つの要因は、パピコのエロさだろう。

マジでエロい体を描かせたら一級品。この時代に生まれてよかった。ありがとう、奥浩哉先生。そんなパピコのTシャツ一枚コスをやってくださるAV女優やコスプレイヤーの方がいらっしゃるので、ストレスが溜まりに溜まって限界に達したこの記事の読者のためにご紹介します。

奥浩哉先生が気になる方へ

さて、奥浩哉先生のツイッターはこちら。

2月28日に最新刊3巻が出るということで、奥浩哉先生曰く物語の核心に迫る話になるとのことです。確かにここまでは前段。ようやく話が始まった気がします。漫画としては非常にスロースタート。勿体ぶらしつつも読者の想像を掻き立てるヒントを散りばめるあたりさすが。

じゃ。


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