こんにちは!ハゲてますよー!(@hagetemasu7)
僕が母親の手料理をうまいと言い続ける訳
ある日、友達と居酒屋に飲みに出かけた時のこと
別に何食ってもうまいって言う訳じゃないですが、マジで「まずい」って言うのは4年に1回ぐらいな気がします。つまり、他の人よりはまずいっていう頻度は明らかに少ない。よくうまいって言うんですよ。
今回はなぜ、何を食ってもうまいというのか深掘りしてみたいと思います。
遺伝か環境か
僕の癖は、だいたい幼少期に養われたものなので、こういう時は過去を遡る習性があります。
余談ですが、自分の癖というのは、遺伝か環境、もしくはその両方が原因です。なので、例えば、「ハゲているので髪が気になってよく触ってしまう」は遺伝要因の癖だし、「周りが自分のハゲを見ているじゃないかと思ってよくおどおどしながら歩いてしまう」は環境要因の癖です。このように、遺伝要因なのか環境要因なのかまず分けてあげることで、癖の本質を見抜くことが容易になります。
重要なことは、自分の癖の本質に向き合う前に小さな癖を見つけて、少しずつ癖の理解をすることだと思います。急がば回れ論です。かえってそのほうが自分の深掘りをすることができるかなと思っています。なにせ、遺伝要因に関してはわかっている情報が少ないですからね。僕がハゲたのだって、確実に遺伝要因とは言い切れない中で、仮説として立てて、自分の深掘りをしているだけですから。
いきなりの閑話休題失礼しました。
ということで、過去を遡って、「なんで何食ってもうまいって言うの?」か探ってみたんですが、どうも母親の手料理に手がかりがありそうだなと思ったので、つらつらとその経緯を書いてみたいと思います。
僕が母親の手料理をうまいと言い続ける訳
結論から言うと、僕の母親は自分がつくった料理に対して「まずい」とか「なんかあまり好きじゃない」とか父や弟に言われてしまうと、二度とその料理を作らなくなってしまう癖があったので、僕は「うまい」と言い続けて、母親が落胆せずに料理を楽しめるようにしていました。
ところがいつしか僕は、母親以外の人がつくった料理に対しても大概「うまい」と言うようになりました。なぜかというと、当時は無意識に母親が落胆しないように「うまい」と言っていただけで、目的意識が明確にあった訳ではなかったからです。
ここで重要なことは無意識であるということです。無意識に行うことには、自分の癖が隠されているからです。ということは、僕はなぜ、「うまい」と言い続けて、母親が落胆せずに料理を楽しめるようにしていたかにヒントがありそうことがわかります。
僕は人をあまり悲しませたくないという癖があります。それはなぜかというと、人を喜ばせるよりも悲しませることの方が人に嫌われやすいからだと思っているからです。なので、母親が落胆せずに料理を楽しめるようにして、母親を喜ばせていました。
こうやって地道に深掘りをしていきます。さて、次の癖が出てきました。僕はなぜ、人に嫌われたくないんでしょうか?
それは、またいじめられたくないからです。原因は幼少期にいじめられていたことでした。幼稚園の頃、蜘蛛の巣とか食わされたり、なんか除け者にされていたりしたのですが、その時の経験から無意識に「人に嫌われたらまたいじめられてしまう」という意識が芽生えてしまいました。
ここで重要なことは無意識であるということです。また、出てきましたね。その結果、誰かがいま、僕をいじめている訳ではないにも関わらず、人を喜ばせることで人に嫌われないようにし、自己防衛をしてしまうわけですから。
ここまでくると、自分の癖の因果関係がわかります。「なんで何を食ってもうまい」と言う原因は、幼少期にいじめられていたことが根本的な原因であることがわかるわけです。
無意識に気づくこと
長々と書きましたが、これが自分の癖の深掘りです。さらさらっと書きましたが、癖とその原因の探求はなかなか骨が折れることです。なぜなら、自分の無意識と向き合うからです。なぜかと言えば、無意識ということは当たり前ですが、自分では気づいていないことだからです。
自分の気づいていないことにどう気づくか?これは様々な方法がありますが、本質は客観的に自分を捉えることです。僕は今回、友達から教えてもらうという方法をとりましたが、本を読むでもいいだろうし、外を歩いて他者を観察するでもなんでもいいと思います。
そうして、自分の無意識に気づいていくことが自分の理解につながるかと思ってます。はい、終わり。