結局、フケの原因ってなんなんだ???その正体探りました。


こんにちは。hagebeatsです。
青春時代、学ランやセーラー服にハラリと舞い落ちて降り積もる白いパウダー状のもの…その正体「フケ」に悩んだことのある方は多いはず。
新陳代謝の活発な10代の頃だけでなく、毎日きちんとシャンプーをしているはずなのに今もまだ悩みのタネになっている方へ。
フケの正体と解決方法をご紹介します。

そもそもフケってなに?

フケは医学用語で「頭部粃糠疹(とうぶひこうしん)」や「頭垢(ふけ)」といいます。
簡略すると、「頭部の粃糠(中身のない価値のないものという意味、ここでは糠の様な死んだ頭皮や角質のこと)が剥がれ落ちる症状」または、「頭に生じた垢(あか)」という意味です。

私たちの肌は、一定のサイクルで生まれ変わっています。頭皮も同様で、日々新陳代謝によって古くなった角質が剥がれ落ちます。

頭皮の健康な方でもフケは出ます。
正常な頭皮の状態では、シャンプーをすることで剥がれ落ちた角質をきれいに洗い流し、頭皮を清潔に保つことができます。

問題はその量です。
皮膚にはターンオーバーと呼ばれる新陳代謝のサイクルがあり、基底層(表皮の最下層)で作られた細胞は約14日間かけて押し上げられ、角層になります。
さらに、角層に14日間とどまり、その後フケとなって剥がれ落ちます。このターンオーバーのサイクルが乱れて早いペースで角質が剥がれ落ちるようになると、フケが目立つようになり、「フケ症」と呼ばれます。

症状としては、軽度から重度まで幅広いです。
軽度の場合は髪の毛をくしでとかした際などにパラパラと肩のあたりに落ちてくる程度です。
しかし、重度になると、枕元も白くなり、部屋中にフケが落ちてしまうほど。

また痒みを伴うこともあり、痒いからと言って指先や爪で頭皮を掻いて刺激すると、もっと多くのフケが落ちるようになってしまい、悪循環に陥ります。

フケにはどんな種類があるの?

フケは大きく分けて2種類。

・脂性のフケ
・乾性のフケ

脂性のフケの特徴

・大きい
・ベタっとしている
(頭皮に吹き出物がでていたり、赤く炎症を起こしている場合があります。)

もともと人間の持っている常在菌であるマラセチア菌は皮脂を栄養としています。皮脂が過剰にある場合、マラセチア菌が必要以上に増殖し、ターンオーバーが乱れて大量のフケが発生します。
また、脂性肌の方は、頭皮に皮脂や汗が多く発生するため、脂性のフケになりやすいです。

乾性のフケの特徴

・細かい
・カサカサしている

(極端に頭皮のキメが荒くなっていたり、うっすらピンク色で炎症を起こしている場合があります。)

外的な要因で皮脂が必要以上に落とされると、頭皮が乾燥して免疫力が低下します。それによって、ターンオーバーが早まり未熟な角質細胞まで剥がれ落ちます。

男性と女性でフケの出る量は違うの?

答えは、「ほぼ変わらない」です。

ただし、男性と女性ではフケの特徴やフケが増える原因に違いがある可能性があります。

男性は男性ホルモンの影響で女性に比べると肌がオイリーになる傾向があります。
それにより、脂分が多くてベタベタした脂性のフケに悩まされる方が多いでしょう。

また、シャンプーをする時に爪を立てて洗ったり、ドライヤーを使わずに自然乾燥させてしまっていることで皮膚がダメージを受けて角質剥がれ落ち、フケとなることもあるでしょう。

女性は男性に比べてパーマやカラーをしている場合が多いため、頭皮への刺激によるフケが多いと言えます。
どちらかといえば乾性のフケが多いのが女性です。ただ、女性でもストレスや生活習慣により脂性のフケの方も多く、抜け毛につながりやすいと言われます。

また、男性に比べて髪を長く伸ばしている方が多いため、シャンプー剤がきちんと洗い流せていないことによるフケも多いでしょう。
ネイルをしている方や爪を伸ばしている方は爪が傷むのを気にしてしまい、頭皮をうまく洗えていない場合があります。

洗髪用ブラシや頭皮マッサージ用のブラシを使うことがおすすめです。

また、男性、女性ともにそれぞれ分泌されるホルモンが異なるため、フケの特徴やフケが増える原因も異なってくるでしょう。

男性の場合、男性ホルモンの影響でフケが発生する可能性があります。

この理由は、男性ホルモン「アンドロゲン」。

男性ホルモン(アンドロゲン)は、皮脂の生産をコントールする役割を担うため、 男性ホルモンが過剰になると皮脂の増加による「マラセチア菌の増加」をもたらします。

それにより、脂性のフケが増加しやすい傾向にあります。

また、男性ホルモンは皮膚における菌やカビに影響を与えます。

男性ホルモンである「テストステロン」は、 フケとも非常に関係の深い、白癬、皮膚カンジダ、癜風(でんぷうもフケと同じくマラセチアを原因とする)などに関係する 「皮膚糸状菌」の成長を刺激します。
反対に、女性ホルモンである「エストロゲン」はこれを阻害します。

一方、女性ホルモンである「エストロゲン」は、 カンジダ種(酵母カビの一種)の増殖を促し、テストステロンはこれを阻害します。

アンドロゲンを抑えるには、「食事の見直し」「筋肉運動の抑制」「お酒を飲む」などの方法がありますが、その多くは不健康な内容が多いです。

そのため、フケや脂漏性皮膚炎を治療するのに、皮脂量やアンドロゲンを抑える方法を選択する人は少なく、 脂性のフケの原因の1つであるマラセチア菌を抑制することで、フケや脂漏性皮膚炎を治療することが多くなっています。

フケの原因は?

フケの原因は脂性、乾性どちらもいくつかの原因が重なって起きている場合があります。
身体に対して、外側からの刺激【外的要因】と内側からの刺激【内的要因】に分けられます。

【外的要因】

シャンプーのすすぎ残し

シャンプーはしっかりと洗い流さないと頭皮の老廃物として残ってしまいます。
その老廃物が皮膚のターンオーバーの邪魔をして、フケの原因や頭皮の炎症につながります。

熱いお湯で洗っている

40度を超えるお湯で頭を洗うと、頭皮に負担がかかり乾燥しやすくなります。

ドライヤーで乾かさずに寝ている

髪や頭皮を乾かさないと雑菌が繁殖してしまいます。雑菌はジメッとしたところが大好き。濡れたままにしておくと、通常よりも湿度が高い状態になっているので、雑菌が繁殖しやすい環境を作り出してしまいます。
最悪、カビの原因にもなります。

髪にとっても濡れたままでいる状態は避けたいところ。
髪が濡れている時はキューティクルが開いている状態です。
キューティクルは、外部からの刺激を守る役目や内部の水分を蒸発させないように守る役目をしています。髪を乾かさないで放置していると、水分が蒸発し放題。さらにそのまま寝てしまうと、摩擦によって髪がどんどん痛んでいきます。

紫外線に直接当たることが多い

1年のうちで最も紫外線量が多いのは真夏。しかし、紫外線量が増え始めるのは5月頃からです。5月から9月にかけて、最大で冬の3倍以上にもなる紫外線が降り注ぎます。
晴れの日だけでなく、曇りの日も目に見えない紫外線はしっかりと降り注いでいるため注意が必要です。
1日のうちで最も紫外線量が多いのは正午頃。この時間帯だけで、1日の紫外線量の大半が放出されます。
紫外線は長時間浴びることによって肌の老化などが進むと言われていますが、髪や頭皮にも同じことが起きているのです。
紫外線を浴びると、髪の表面を覆っているキューティクルが損傷を受けます。それにより髪が乾燥し、パサつきの原因になったり、表面の色がカラーをしているしていない問わず明るくなってきます。
また、紫外線や熱の影響により、髪の主成分であるタンパク質が変質してしまい、切れ毛や枝毛といったトラブルにもつながります。

紫外線は頭皮にも深刻な影響をあたえます。熱や日焼けによる乾燥でフケが発生。髪を作る「毛母細胞」にも悪影響を起こさせ、抜け毛や薄毛の原因を引き起こします。
さらに、髪の色素を作る「メラニン細胞」もダメージを受けるため、若くして白髪混じりになる場合もあります。
髪は頭皮を守る役割もありますが、抜け毛や薄毛のせいで頭皮に直接紫外線に当たると、さらなる悪循環を引き起こします。

冷暖房に直接当たることが多い

冷暖房が効きすぎる環境や直接空調があたる位置にいることで、頭皮の乾燥を引き起こします。そのことが原因で乾性のフケの原因になることもあれば、乾燥した頭皮を守ろうと皮脂が過剰にでて脂性のフケの原因になることもあります。

冷房には特に注意が必要です。
冷房が効きすぎる環境にいると、体温の調節機能を狂わせたり、自律神経が乱れる原因になります。体温調節がうまくできなくなったり、自律神経が乱れると血行不良や睡眠不足を引き起こし、本来届けるはずの栄養が頭皮まで行き渡らなくなる可能性があります。

シャンプーが肌に合わない

シャンプーは頭皮に合わせたタイプのものが多くあります。
「脂性肌」「乾燥肌」「敏感肌」。肌質に合わせて何となく選んでいる方が多いと思います。しかし、実は乾燥肌なのに、毎日洗浄力の強いシャンプーを使っていると、乾燥しすぎて皮脂が過剰にでてしまい、ベタついているなど真逆の症状がでている場合があります。

パーマやカラーリングの薬剤が肌に合わない

パーマやカラーリングの薬剤もフケの原因につながります。
パーマやカラーリングの薬剤には「アルカリ剤」と「過酸化水素」というものが含まれています。この2種類を混ぜることできれいな色に染まったり、きれいなウェーブをつくることができます。
しかし、頭皮が敏感な状態にあると、この2種類の薬剤の起こす反応で火傷のような症状を引き起こす場合あります。それにより、頭皮がぽろぽろと剥け落ちてくる現象が起こります。
さらにパーマは髪がひっぱられるような施術、カラーは塗る時の刷毛による刺激や洗い流すときに擦る刺激のある施術など、物理的にも頭皮に負担をかけてしまいます。

石鹸シャンプーや固形石鹸を使っている

石鹸シャンプーや固形石鹸で頭皮や髪を洗うと一見フケに見える「石鹸カス」が発生します。石鹸は水道水に含まれるミネラルとくっつくことで、「金属石鹸」という物質に変わり、べたべたとしたフケのような「石鹸カス」がでる場合があります。
国内外問わず、ミネラルの多い水が出る地域があるため、その地域にお住まいの方は気をつけたほうが良いでしょう。
また、石鹸はアルカリ性のため、弱酸性の頭皮や髪に対して刺激や洗浄力が高いです。そのため、毎日洗浄力の高いもので洗うことになると、頭皮のターンオーバーが乱れて、未熟なまま剥がれた角質がフケとなります。

【内的要因】

食生活が乱れている

油分の多いものやジャンクフード、甘いもの、スナック類やファストフードなどを多く食べるとフケの原因となります。
油分の多いものや添加物の多く含まれているものは、体内からきちんと排泄されないと知らず知らずのうちに毒素として蓄積されていきます。
それにより、毒素を解毒する肝臓に負担がかかり、アトピーやアレルギーなどを引き起こす原因となります。定期的にこのような食べ物を食べている場合は、頭皮の痒みやフケも発生しやすい環境にあるでしょう。
また、辛いものや熱いものなど刺激の強いものも頭皮の痒みやフケの原因となります。
そのため肌がかさかさしたり、消化管の吸収能力が低下します。

1日に摂取している水の量が少ない

身体のほとんどは水でできています。
性別や年齢で差はありますが、胎児は体重の約90%、新生児は約75%、子どもでは約70%、成人は約60〜65%、老人は50〜55%を水が占めているのです。

身体の水分の役割は、運搬、体温調節、環境維持。

・運搬
酸素や栄養を身体中に運び、老廃物を身体の外へ出します。

・体温調節
皮膚への血液の循環を増やし、汗を出して体温を一定に保ちます。

・環境維持
新陳代謝がスムーズに行われるように、体液の性状を一定に保ちます。

身体の中の水分が低下すると、このような機能がうまく働きません。
血流が悪くなり、栄養が身体のすみずみまで行き渡らず、肌荒れや乾燥、フケを引き起こします。
さらに、腸内環境にも関わります。
老廃物の排泄がうまくいかず腸内環境が悪化し、アレルギーやアトピーを引き起こす可能性があります。

ストレスが多い

精神的ストレスがかかると血行不良になりやすく、頭皮に血液が行き渡らなくなります。
それによって、フケだけではなく、白髪や抜け毛など頭髪トラブルを同時に引き起こしてしまう可能性があります。

睡眠不足だと感じる

睡眠不足は身体の血流が悪くなるだけでなく、代謝が乱れる原因となります。
代謝が乱れると、頭皮のターンオーバーが正常に機能しなくなり、本来剥がれ落ちるはずの角質が頭皮に残ったまま、日々生活することになります。
その結果、フケの量が増えるだけでなく、健康的な髪の毛が生えにくい環境になってしまいます。

どのくらい心当たりがありましたか?
解決策はあります。

不安にならず、さっそく解決策をみていきましょう。

解決策

食生活を見直す

まずは、油分の多いものやジャンクフード、甘いもの、スナック類やファストフードを多く食べているという方は、極力控えるようにしましょう。
ビタミンA、B2を中心に、主食副菜などを組み合わせてバランスよく食べるようにしましょう。

ビタミンB2は、たんぱく質の合成に関わっており、体内では主に糖質、脂質、たんぱく質の代謝のサポートや身体の成長のサポート、過酸化脂質をなくすという働きがあります。
また、エネルギー代謝をサポートする成分のため、身体の中の様々な機能に関わっています。

ビタミンB2は別名「美容ビタミン」。不足すると、フケ、肌荒れ、髪のトラブルを引き起こすため、ぜひともしっかり日々の食事から摂取したいですね。

1日の摂取量の目安は、【成人男性】1.3~1.6mg/日 【成人女性】1.0~1.2mg/日

必要量を上回ると排泄されるため過剰の心配はありません。

ビタミンB2は、魚やレバー、牛乳、乳製品、卵などの動物性食品に多く含まれます。植物性食品ではきのこや納豆にも多く含まれます。

ビタミンAは、油脂にとける脂溶性ビタミンの1つで、皮膚や粘膜の健康を保ち免疫機能を維持する働きがあります。
ビタミンAが不足すると、皮膚や消化管、肺や気管支などの外界と接している上皮細胞(皮膚や粘膜の細胞)の代謝がうまく行われなくなります。

その働きは目と全身との作用に分けられます。ビタミンAの物質としての化学名は「レチノール」。このビタミンAは動物にだけ含まれており植物には含まれておりません。植物に含まれるビタミンAは、カロテンを摂取すると体内でビタミンAに変わるので、プロビタミンAと呼ばれています。
体内では主に目の健康、皮膚粘膜の健康の維持に働きます。

ビタミンAが不足すると、乳児や幼児は、目が異常に乾燥する角膜乾燥症が起こり、症状が進むと失明することもあります。成長期は、骨や神経が充分に発達できないなどの成長障害が起こる可能性があります。
成人は、暗いところでの視力が低下する夜盲症になったり、皮膚や粘膜が乾燥して弱くなり、感染症にかかりやすくなります。

1日の摂取量の目安は、【成人男性】800~850μgRE/日(レチノール当量)【成人女性】650~700μgRE/日(レチノール当量)

必要量を上回ると、頭痛が起こることが知られています。また、脱毛や筋肉痛などが加わることもあります。
妊娠中に摂りすぎると胎児に奇形が起こることがあると報告されているため、注意が必要です。

ビタミンAは、レバー(豚・牛・鶏)、あんこうの肝、うなぎ蒲焼、銀だら、にんじん、かぼちゃ、ほうれん草、春菊などに多く含まれます。

どちらも偏って取り過ぎると、違う病気を引き起こす可能性があるため、バランスよく取るよう心がけましょう。

1日に1.5リットル〜2リットルの水を飲むようにする

毎日の水分補給は、水から摂るようにしましょう。
お茶やジュースには糖分、保存料(ビタミンC)が含まれているため、水を1日少量に分けてこまめに摂取することをおすすめします。
夏場は水だけではミネラル不足になってしまうため、純度の高いミネラル分の多い塩も一緒に取るとよいでしょう。ちなみにhagebeatsのおすすめは沖縄の「ぬちまーす」です。

質の良い睡眠をとる

睡眠は1日の中で一番重要と言っても過言ではないくらい、とにかく重要です。
寝入ってから2~3時間後に成長ホルモンが分泌されます。
大人になると「これ以上身長が伸びるわけではないから、成長ホルモンが分泌されなくても関係ない」と思う方も多いはず。
しかし、成長ホルモンは「成長」を促進させるだけではなく、「細胞の修復」や「疲労回復」を助けてくれます。

頭皮や肌、内臓の細胞を新しいものに入れ替える「ターンオーバー」は、成長ホルモンによって行われています。
そのため、成長ホルモンを「若返りホルモン」と呼ぶ専門家もいます。

明け方になると、成長ホルモンに代わってコルチゾールというホルモンの分泌が高まります。コルチゾールは、体内に蓄えられた脂肪をエネルギーに変えるホルモンで、身体が目覚める準備を始めます。
睡眠の質がよくないと、成長ホルモンが十分に分泌されないうちにコルチゾールの分泌が高くなってしまいます。
日頃、寝ても疲れが取れていなかったり、肌の調子が改善されない場合は、成長ホルモンが十分に身体にいきわたっていないからかもしれません。

睡眠の質をあげるためには、まず朝起きたときに太陽の光を浴びること。
夜の食事は床に就く3時間以上前にすませ、胃腸を休めてから寝るのが理想的。また、人は高い体温が下がるときによく眠れるため、身体を温める食事を選びましょう。

運動は夕食後1時間以上たっていて、床に就く2時間以上前までに行うといいでしょう。
適度な疲労感は、その後の睡眠の質を良くしてくれます。しかし寝る直前に運動すると、体温が高くなりすぎて寝付くことが難しくなるため、注意しましょう。

自分の体格に合った枕を選ぶことも質の良い睡眠に結びつきます。寝具を見直しても良いかもしれませんね。

また、寝る直前に、パソコンやスマートフォンのブルーライトを避けることも大切です。
寝る前は、本を読んだり、瞑想や深呼吸、ストレッチなどゆっくり過ごすことがおすすめです。

髪と頭皮の洗い方を見直す

フケを気にして1日に何度も髪を洗うのは、乾燥しすぎや、反対に皮脂の過剰分泌を起こしかねません。
シャンプーを使って洗うのは、1日1回にしましょう。
夏場など、朝も夜も洗いたい場合は、夜はシャンプーを使って頭皮を清潔にして、朝はぬるめのお湯で流すだけにすると頭皮や髪の負担を軽減できます。

お湯の温度は38〜39度。
まずシャンプーの前はブラッシングすることをおすすめします。
ブラッシングすることにより、剥がれ落ちた頭皮の角質をスムーズに落とすことができます。さらに、血行がよくなるため、毛穴を開いて頭皮の皮脂を落としやすくできます。
このひと手間のおかげで、シャンプー剤が少なくてもきちんと汚れを落とすことができます。

そのあとは、予洗いを3分ほどしっかりしましょう。
頭皮や髪の汚れはシャンプーをつける前の予洗いで8割程度落ちると言われています。

予洗いの後は、できるだけ少量のシャンプーにお湯をふくませて、できるだけ泡立てた状態でフワッと頭皮にのせます。ゴシゴシこすらず、頭皮をマッサージするように指の腹で揉みほぐすように洗いましょう。
そして、シャンプーのすすぎも念入りに。なるべく5分以上かけて、シャンプーが残らないようにしっかりと流しましょう。
トリートメントやコンディショナー、リンスは頭皮につけず、毛先だけにつけます。
男性で短髪の方、カラーやパーマをしていない方は、シャンプーだけで十分です。

「ぬるめのお湯でしっかりすすぐ」「シャンプーをたくさん使わない」ことが重要です。

石鹸シャンプーをやめる、控える

フケが出ている時は、1度石鹸シャンプーをやめ、刺激の少ないアミノ酸系のシャンプーを使うことをおすすめします。
成分表の先頭に「ココイル〜」「ラウロイル〜」と記載されているものがアミノ酸系のシャンプーです。
洗浄力が強すぎず、余分な皮脂や汚れだけを取り除いてくれます。

ドライヤーできちんと乾かす

頭皮の健康を守るために、髪を洗った後はできるだけ早く乾かすようにしましょう。

しかし、濡れている髪をいきなりドライヤーだけで乾かすことは、時間がかかり、乾燥しすぎやダメージを与えてしまう可能性が高まります。

まずは、ドライヤーを使う前に、乾いたタオルで水分をしっかりと拭き取るようにしましょう。
その際、ゴシゴシこすると頭皮や髪の毛が痛む原因になります。
頭皮にタオルを押し当てて水分をじんわりと拭き取り、その後、髪の毛をタオルで挟み込むようにして、優しくポンポンと叩く程度にすると良いです。

ドライヤーの吹き出し口からでる風は、100度近いといわれています。
ドライヤーで髪を乾かす時は、10~20 cmほど離して、同じところに風が当たらないように心がけましょう。

また、8〜9割程度を熱風で乾かしたら、残りは冷風に切り替えると、キューティクルがキュッと引き締められてツヤのある美しい髪になります。
頭皮のためだけでなく髪のためにもドライヤーは必須です。

湯船に浸かる

入浴はシャワーですませるのではなく、寝る2、3時間前までに38度〜40度くらいのぬるめのお湯にゆっくりつかるようにしましょう。
ゆっくりとお風呂につかることで、リラックス効果が得られるだけでなく、高くなった体温を放熱しようと血管が開き、副交感神経が優位になります。その後、血流のよくなった腕や足から熱が逃げていき、体温が下がることで寝付きがよくなります。
風呂上がりに軽いストレッチを行いながら、体温を下げるのも良いですね。

紫外線対策をきちんとする

日中外出する場合は、帽子や日傘を使うようにしましょう。
帽子は通気性のよい蒸れないタイプのものがおすすめ。ロングヘアーの方はつばの大きい帽子をかぶることで、髪への紫外線も防ぐことができます。

帽子はヘアスタイルが崩れてしまうという方は、日傘を使うと良いと思います。
紫外線カット効果の高い日傘は、日差しから頭皮だけでなく髪や肌も守ってくれます。
最近は、男性も日傘をさす姿をよく見かけるようになりましたね。男性も頭皮の健康のために、思い切って日傘デビューしましょう。

冷暖房対策をする

冷暖房は直接あたらないように気を付けましょう。
自宅では風向きを変えたり、オフィスでは席を変えてもらうなど、長時間あたることで頭皮以外にも身体への負担も大きいため、我慢せず何かしら前向きな対策をとる努力をすることをおすすめします。

パーマやカラーリングを半年〜1年やめる

フケがおさまるまでは、なるべくパーマやカラーリングを控えるようにしましょう。
「たかがフケ…」と甘く見ていると、頭皮が弱ってしまい、最終的には抜け毛の原因になる可能性があります。
頭皮ケアを一時的と考えず長期的に捉えて、人生何十年とある中の半年〜1年くらいは、頭皮をいたわり薬剤の使用をストップしてみましょう。

このように「フケ」といっても日々の生活習慣により、さまざまな原因が重なっておきている場合があります。
まずは、身体のSOSのサインと考え、心当たりがないか見直してみましょう。

最後に

畑をイメージしてみてください。
カラカラに乾いた畑や荒れている畑では、野菜がきちんと育ちません。
仮に育ったとしても、痩せ細った野菜やすぐに畑からひっこぬけてしまう野菜が出来上がります。

頭皮も一緒です。
上記の畑が頭皮だったら…
痩せ細った髪が生えてきたり、せっかく生えた髪の毛がスルスルと抜け落ちてしまいます。
頭皮の水分と油分のバランスがきちんと保たれており、身体の内側と外側からしっかりと栄養や水分を与えられていると元気な髪の毛が育ちます。

「たかがフケ…」と思わず、このことをきっかけに自分自身を見つめ直してみましょう。

そして、解決策を試してみても改善されない場合やひどい痒みを伴っている場合、炎症している部分が多い場合は、アトピー性皮膚炎や脂漏性皮膚炎、乾癬の疑いもあるため、早めに皮膚科を受診しましょう。


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