23歳でハゲた息子を持った母親の本音

母親と息子

こんにちは!ハゲてます!(@hagetemasu7)

自分の愛する息子がハゲたらどう思いますか?

自分の愛する息子がハゲたらどう思いますか?ぼく自身、一番知りたかったことでした。ハゲ始めてからもう4年になります。

いきがっていた2,3年生は自分がハゲていくことにも素直に向き合えていなかったので、聞くことなんて到底できず・・・。

どうしようもないほどハゲた4年生の時は自分がものすごいハゲたことにやっと気づいた時には時に既に遅し、取り返しの付かない状態に戸惑いました。

そして、5年生の終わりであるいま、やっと素直な気持ちで聞く準備ができました。長かった・・・。ホントに長かった。4年ですよ。こんなに身近にいて、たぶんぼくより悩んだであろう母の気持ちをぼくは知らなかったんです。

「ワリとモテていて、カッコよかった息子がなんでハゲたんだろう?」

冒頭、母はこんな言葉から始めました。確かに、ぼくは、幼稚園、小学生の頃めちゃめちゃモテて、バレンタインのチョコレートとか15個くらいもらってました。その時のぼくがこちら

小学生 ムース

そうですね。小学生のくせに調子乗って、ムースつけていつもツンツンにして出かけるガキンチョでした。小学生の頃から調子に乗ってたからハゲたんですかね?

まあ、それは置いといて、ぼくは、母が言うようなイケメンの部類ではないですが、記憶に残りやすい濃いめの顔です。よく「沖縄出身ですか?」や「ネアンデルタール人ですか?」と言われます。親しみやすい顔というか、害のなさそうな顔というか、そんな顔なんじゃないかなと思います。

「1ヶ月に1回顔を見るたびに薄くなっていく。」

そんな息子がハゲ始めたら母親にとっては一大事です。このころちょうど、某テレビ局のハードなアルバイトを始め、それと同時に池袋でシェアハウスを始めましたので、1ヶ月に1回ぐらいしか顔を出さなくなっていました。

ぼくは、全く毛根のSOSを感じ取れず、猛烈にアルバイトをしていましたが、母親はビンビンに感じていたようです。

「やっぱり某テレビ局のアルバイトがよくなかった。」

これは、みんなに言われますけど、母親にもやっぱり言われました。某テレビ局のアルバイトのせいにはしたくないと思いますが、みんなに言われます。

他責はよくないです。いい仕事をする人は他責ではなく、自分の責任で仕事をするとビジネスコラムに書いてあったんで、社会人一歩手前のぼくがこんな考えではいけないと思います。

でも、某テレビ局のアルバイトのせいだとみんなに言われますので、たぶんそうです笑

「パソコンがスリープ状態のときに流れてくるスクリーンセーバーを見ていると虚しさが募る」

実家のパソコンのスクリーンセーバーは2年生の前期いとこの結婚式に行った時のぼくの写真が流れます。約4年前ですね。まだ、毛根が必死で生きていてくれた頃です。

まあ、一番見てくれがカッコよかった時代なんですよ。髪もツーブロのアシンメトリーで決めてましたからね。いとこやおじさん、おばさんにも某テレビ局でアルバイトしていると言って、「スゴイね!やっぱり違うわ!」と言われていたので、親も鼻高々だったと。

いまは、スクリーンセーバーが流れてくると、「もう過去には戻れない」ということを毎回思うんだそうです。なんて、つらい思いを母親にさせてんだ、ぼくは。

「あの結婚式からいとこに会っていないでしょ?」

そうだ!あのいとこの結婚式以来、親族に会っていない!なんでだ?母は言いました。

「親としてもいとこと会わすのは気が引ける」

悪い意味ではないです。小さい頃からぼくを見てきた人たちのことを考えてのことなんです。親族に限らず、小さい頃からぼくを知っている人たちは、ハゲたぼくを知らないんです。ハゲたぼくに会うと、きっと向こうがつらい思いをするんだろうと思うんです。

人って不思議です。身近な人の不幸は過剰に共感するんです。本人以上に事を重んじてしまうんです。

本人は周りの人が事を重んじるのを見るのがつらいんです。

「ハゲてる。かわいそうだな。」と勝手に心配されるのがつらいんです。

「おばあちゃん、来年米寿なんだよね」

長生きなおばあちゃんです。母方の祖母が来年88歳の米寿なんですが、親族が大集合することになるらしいんです。

でも、ぼくは行けないですね。親族は、都内の有名大学に進学して、某テレビ局のアルバイトをしていた輝かしかった、絶頂期のぼくしか、知らないんですから。いま、物理的に輝かしいぼくは知らないわけです。

母の意志

ハゲた息子を見て、母の意志は固まりました。

「自分の白髪を染めている場合じゃない。息子の髪が危ないって(笑)。

自分のことに金をかけている罪悪感を感じて、自分で髪を切るようになったよ。自分で髪を染めるようにもなったし。

他人から自分の髪をみっともないと言われてもいい。それでも自分の息子をなんとかしなきゃって思ったんだよね。

そしたら、転んだところに杖があったのよね。意外と私髪切るのうまいのよ(笑)

ほら、全然変じゃないでしょ?」

なんてケラケラ笑いながら、
人生っておもしろい
と55歳の母親が言ってました。なんて、カッコいいんだと思って、泣きそうになりましたね。

ハゲてよかったと初めて思いました(ちがうか)

最後に

いかがだったでしょうか?ホント、ここ2年ぐらいの話ですが、ハゲた自分だけでなく、母親の人生も変えてしまいました。でも、本当人生は起こったことではなく、起こったことにどう向き合うかだと母親の生き様を見て思いました。

これを読んでくれている女性の方で、
将来母親になる方、
いま、お子さんをお持ちの方、
もう実際にハゲたお子さんを持つ運のよい方(笑)にとって、この記事が少しでも励みになればと思います。

じゃあね。


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