山を愛し、山に殺される人たちの話【登山マンガ・「孤高の人」を読んで】

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こんにちは!hagebeatsです。

自分の意志は自分の内部にあった方がいいし、制御できるものの方がいい

ずうっとパソコンと向き合って作業しています。バンドとかのようにみんなでレコーディングするとか、練習するとか一切ないので、一人で曲のアイディア出して、一人でアップして、SNSに共有して、一人で終わるんですよね。一人で完結する。

僕は、一人で作業するのとか全く苦じゃないし、2週間ぐらい誰とも対面で話さなくても生きていけるタイプの人間なのですが(人に会って話すと、疲れちゃうタイプです。人と会って話すのは好きですが・・・)、誰しもそうじゃない。孤独に耐え切れない場合なんて山ほどあると思います。

寂しいとかそういう理由だけではなく、自分の信じる考え方が確立していないと、どこかで崩れ落ちる。外部要因に自分の活動が左右されていると、どこかで崩れ落ちるということです。

自分の意志は自分の内部にあった方がいいし、制御できるものの方がいい。変わりうる変数を信じ過ぎていると、リスキーだなとすごく感じます。

で、自分の意志が外部に左右されていなくて、内部から突き動かされるものを内発的動機とよくいうと思うのですが、それは何かを成し遂げる上で、スキルや経験値よりも大事な要素だなと。

大事というよりは最後の最後で自分がどうしたくて、それをやっているかの答えになりうるのが、内発的の方がいいと思ったんですよね。それは、制御できるから。外発的な動機は制御できるとは限らない。

ということで、前置きがだいぶ長くなりましたが、日々ものづくりに励んでいるクリエイターのみなさんにとって、内発的動機がいかに大事か、孤独に何かに挑戦するということの様々なケーススタディが書かれた、オススメのマンガを見つけたので、紹介します。

マンガの感想

たまたま僕に作曲を教えてくれた練馬の起業家が、孤高の人というマンガを自分のブログで紹介していて、それで読んでみようかと。もともと知っていたマンガで1巻だけ読んだんですが、まあ、いっかとなって、2巻目以降は読んでなかったんですね。だけど、この練馬の起業家のレビューがなんというか、こう哲学的でクリエイターの端くれとしてはそそられる、あまりにもクオリティが高い読書感想文だったので、そそられるままに全巻読んでしまいました。以下抜粋。ありがとよ、練馬の起業家。

文太郎はそんな屍を何体も、何体も越えながら、山とひたすら向き合います。一瞬、一瞬、命を削りながら最適解を選び続け、雪山の頂点を目指すのです。文太郎は山のことしか考えられない人間です。人間関係、社会性といったものをすべて犠牲にしています。もはや僧侶に近いかもしれない。彼は俗世を離れたいと願い、山はそれを叶える。作中ではそんな世間知らずの文太郎を利用するもの、騙そうとするもの、愚かだとあざ笑うもの、憧れるもの、心配するもの、様々な人が出てきては文太郎の心にノイズを与え、そして山はそのノイズに対しての返答を促します。お前はどう答えるんだ、と。文太郎は一人登り続けることで答えを探し続けます。

参照:【FL G4ngの千夜五百冊 第1夜】坂本眞一「漫画版 孤高の人」

僕の感想としては、以下のツイートの通り。

外発的動機は自分を拘束する

結局、長いこと最初に話しましたが、外部要因にさらされているとダメなんですよ。

山に登りたいはずなのに、

山に登ったことで何かを達成しようとするようではダメなんですよ。

そんな甘くない。

手段と目的が入れ違ってはダメだとも言えるかもしれないです。

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そして、最初に言った外発的動機は自分を拘束するんですよね。制御できないから。それに加え、手段と目的が入れ違っていると、ロジックが途中で合わなくなってくるので、より自分を拘束していくでしょう。割とあるあるな話だと思います。自然なロジックで自分がどうありたくて、何をしたいのかを考えると、内発的動機に帰結するんじゃないかと僕は思ってます。

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だからこそ、自然なロジックというのは、自分に素直になっていく行為。自分自身を解放していく行為だと思ってます。外部要因にさらされているということは、外部に自分自身が何がしたいかの動機があるということなので、結局孤高にはなりきれないんですよ。孤高になるには、自分を解放していかないといけない・・・いけないというか自然にそうなっていくと思います、いけないと考えている時点で拘束されているというか・・・

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最後に

なんかまとまらなくてなってきたんでこの辺でやめますが、何かを作る人にとってみたら、一度は読んでみると、孤高に闘うにあたってのあらゆるケーススタディがてんこ盛りなので、読んでみるといいと思います。


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