グラビアアイドルの今野杏南原作のマンガ「撮られたい」は性虐待トラウマによるPTSDの物語

今野杏南原作

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こんにちは!ハゲてますよー!(@hagetemasu7)

AV、TENGA、キャバクラ・・・・男が性欲を満たす手段が溢れたこの世の中。そんなありふれた世の中でエロマンガに手を出す人はもしかすると少ないかもしれない。でもね、エロマンガもだいぶ進化しているんですよ。

ただ、おっぱい見せてれば、お前ら、どうせおっ勃つんだろう???という浅はかなエロマンガだけでなく、ちゃんとシーンを考慮して、構成してくれているマンガが多いです。

そもそも、マンガに手を出し始めたのは、AVに飽きてしまったからなんですが。ということで、少しずつブログで紹介していこうと思います。

撮られたい

グラビアアイドルの今野杏南さん原作の「撮られたい」。売れないグラビアアイドルの物語なんですけど、理由が悲しすぎるし、色々考えさせられたので、まとめました。

コンプレックスは性

今野杏南原作

両親が離婚してしまって、シングルマザーに育てられた彼女。コンプレックスは性。スナックでママとして働いているお母さんは夜な夜な知らない男と営みを重ねている。幼少期からその情事を眺め、おもむろにカメラに収めていた主人公のはな。

高校生の時に初体験をしたときでさえ、お母さんが知らない男とヤッていたあの時の情景が思い出される。セックスや性的なものに対するトラウマがはなを苦しませていた訳なんですよね。

性虐待トラウマによるPTSD

親の性行為を目撃してしまったことによる後遺症はよく報告されている事例ですし、小説やドラマでも描き出されることがあるかと思います。

後遺症として残ってしまうほどのストレスを負ってしまい、はなのようにフラッシュバックされるほどの傷を負ってしまうことをPTSDというようです。

PTSD(Post Traumatic Stress Disorder :心的外傷後ストレス障害)は、強烈なショック体験、強い精神的ストレスが、こころのダメージとなって、時間がたってからも、その経験に対して強い恐怖を感じるものです。震災などの自然災害、火事、事故、暴力や犯罪被害などが原因になるといわれています。
突然、怖い体験を思い出す、不安や緊張が続く、めまいや頭痛がある、眠れないといった症状が出てきます。

参照URL:PTSD|病名から知る 厚生労働省

大人になったはなはグラビアアイドルを仕事にしているわけですが、売れない。いやらしい自分を演出できないからです。コンプレックスゆえにいやらしい自分を演出することに抵抗を感じ、カメラマンからいやらしい演出を要求されても過去のトラウマがフラッシュバックされて、うまく演じきれない・・・

誰しも抵抗を感じるものですが、はなは過去のトラウマから体調も崩しているし、何しろ幼少期の思い出が大人になってもなお、鮮明に記憶されているということは、PTSDの可能性が高いのかなと思います。

とてもつらい体験によって、誰でも眠れなくなったり食欲がなくなったりするものですが、それが何カ月も続くときは、PTSDの可能性があります。ストレスとなる出来事を経験してから数週間、ときには何年もたってから症状が出ることもあります。こうしたつらい症状が続いているときは、専門機関に相談しましょう。

参照URL:PTSD|病名から知る 厚生労働省

シャッターで疼く

そんな時に出会ったのがカメラマンの秋崎。

秋崎がはなを開花させた(うまいこと言ったわ。)出会いは、バー。バーでたまたま酔いつぶれた秋崎とあって、翌日の撮影でたまたまカメラマンが秋崎だったという・・・。まあ、ありがちだけど、ドラマチックといえば、ドラマチックな展開。

ファインダーで見られ、シャッターを切られる度に疼く。シャッターがトリガー。幼少期、母の情事をカメラで収めていたこと自体が呼び起こさせているのでしょう。

今野杏南原作

持続エクスポージャー療法

はなは葛藤し続けます。なぜ、なぜなのか?なぜ、あの人の前では疼いてしまうのか?葛藤し続けた結果、秋崎に好意を寄せていき、はなは懐いていくように秋崎に心を開いていきます。それと同時にグラビアアイドルの仕事でも抵抗を感じなくなり、いやらしい演技ができるようになっていきます。

これは決して偶然ではないのかなと思います。というのもPTSDの治療法の一つに持続エクスポージャー療法というのがあるからです。

トラウマとなった場面をあえてイメージしたり、これまで避けていた記憶をよびおこすきっかけにあえて身を置くようにする治療法です。
こうすることで、思い出しても危険はない、怖いことはないということをそれこそ肌身を通じて感じ取っていくのです。

参照URL:PTSD|病名から知る 厚生労働省

シャッターを切るという同じ場面の中で、秋崎がはなの心理的安全を確保していく様はすごく戦略的でした。いきなり、「いやらしくなれよ」と要求されても、できないどころか、PTSDの人は他人に要求されればされるほど心を閉ざしてしまいがちなのかなと思います。

では、どのようにして、秋崎がはなの心を開いていくのか?これは実際にマンガでぜひ見てほしいですし、ここが一番の見所なのかなと思います。オチまで含めて、1巻で完結する割に人の内面性を抉り出した作品になっているなと感じました。

さいごに

設定がグラビアアイドルとカメラマンの設定のマンガもそんなないのかなと思うので、新鮮でした。まあ、シャッター切られる度に疼きまくっているので、ハメ撮りってそういう効果もあるのかななんて思いました。撮られるとエロくなるのかなと。わかんないけど。

サクッと1巻完結なので、ぜひ。


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