こんにちは。毎日のようにyoutubeを見ているhagebeatsです。Youtubeを見るのはもはやルーティーンであり、Youtubeを見ない日はない。そんな中で
と思ってみていたらめちゃくちゃバズってました。なぜin livingのモーニングルーティンがバズったのか?今日はその検証をしていきたいと思う。
how to消費とエロ消費
まず、確実に20代男子が狙い撃ちされていたのは事実。同時期に僕のルームメイトにもYoutubeのおすすめ動画としてレコメンドされて、
と騒いでいた。それもそうだ。ルームメイトは筋トレ動画ばかり見てるし、僕は若手youtuberの企画動画ばかり見てる。そんなのほほん動画を基本見ていない。テイストの違う動画がレコメンドされることに違和感を覚えるのも無理はない。
ところがこれは偶然ではないだろう。
そもそもこのmorning routinというキーワード自体のボリュームも大きい。もともと真っ白のベッドから起きるシーンから始まり、
背伸びをして、海外の綺麗なモデルが朝、健康的な食事をして、軽く運動もしてるみたいな私生活を映像化した作品が多かったようだ。
動画のコメント欄を見ると、非常にクリーンで、女性のユーザーが多く、本当にこのモデルになりたくて、朝の食事を真似てみるわ!のような爽やかなコミュニティが形成されてる。ところがどっこい、段々とダーティになってきた。how to動画としての消費ではなく、あくまでもエンタメ的消費。濁さずに言おう。確実にエロ消費だ。
覗き見
どういうエロだろう?
一言で言うなら、覗き見欲だろう。in livingもあたかも無印良品的な女子の日常に触れ合っているような気分になれる。ただ、そこには露骨な性は必要ではなく、非常に日常的な性が我々の性欲をそそる点が興味深い。胸の谷間があってはならず、むしろ胸はない方がいい。その方が現実味を帯びて彼氏になりきることができるのだろう。
never ending TVが提供するのも日常のエロだ。
出演しているのは人気Youtuberのゆきりぬ。ASMRと名乗ってはいるが、ターゲットは明らかに異なる。これもhow toからエロ消費へと転換した例である。もともと睡眠に促すためにASMRを聞いていた方からするとマジで謎なコンテンツだろう。どんな需要があるのか?と思うでしょう。岸明日香が出ているあたり、如実にコンテンツのターゲットが見えてくる。
のほほんとしている系だと、岡奈ななこさんの動画も日常そのものだ。
おばあちゃんの家に住んでいるとプロフィールにある通り、台所も昔懐かしい出で立ち。こんなところに美人の子が料理をしているだけでなんだか粋である。そんなところにも惹かれているのかもしれない。
寝取り体験がもたらすもの
そんな覗き見コンテンツが密かに流行っている昨今。AV業界でも形を変えて流行っている。NTRというのをご存知だろうか?
意中のヒロインが他の男とやることを言うが、これにマゾヒスティックな快感を覚える人もいる。
主人公とヒロインと他の男の関係によって様々なバリエーションがある。
素人にはオススメできない。
参照記事:NTR ねとられ
もともとは18禁ゲームから始まった文化だ。昨年2018年のAVではNTRジャンルが最も流行したジャンルになった。以上の説明にある通り、特殊な癖だったはずのNTRがなぜここまで流行っているのか?
僕が思うに生身の人間と接する欲求だけでは足りなくなったのではと思う。リアルでもネットでもエロコンテンツは非常に充実している。成人雑誌しかエロがなく、エロサイトでクリックするともれなく違法請求される時代に比べたら、楽な時代だ。ところが、人の欲求が飽き足りることはない。マンネリ化していくはずだ。一人称としての私と二人称としての異性との関係だけでは、飽き足らなくなって、第三者の存在が欲しくなったのだろう。
スワッピングもののドラマが流行るのもそうだろう。現代の性の課題なのかもしれない。ネットフリックスでスワッピングドラマ「ワンダーラスト: 幸せになるためのセラピー」が配信されたのもそういった背景があるのかもしれない。
人間の性欲は収まる事を知らない
はて、なんの話をしているのやら。ともかく人間の性欲は収まる事を知らない。三大欲求ですからね。それが日常にあって当然なんです。だからこそビジネスするのであれば、その欲求、言い換えればニーズを意識して次のコンテンツを生み出すことが必要になるんじゃないかなというお話でした。
キュートなスマイルが光る筋トレユーチューバー・shintaroのチャンネルに外人のゲイの方々のコメントが湧いてるぐらいですからね。shintaroは意図していないでしょうが、どこで何が起きるかわからないのがYoutubeの面白いところかなと。
じゃ。