こんにちは。趣味で作曲をやりつつ、あわよくばどこかのレーベルでリリースできないかと日々企んでいるhagebeatsです。
ああ、どこかのレーベルで出せないかなあと思っていても、僕は顔が超絶イケメンでもなければ、まだまだオリジナル作品もほとんどないわけなので、完全に夢のまた夢。でも、夢で終わらせたくはないので、日々作曲をしているわけなんですが、作曲技術を上達させるためにたまにリミックスコンテストに応募したりします。
リミックスコンテストというのは、主にレーベルやサンプル音源販売サイトが主催する公募のリミックスコンテストです。通常リミックスは、公募ではなく、アーティストが誰かに依頼するのですが、稀にリミックスコンテストで選ぶ場合もあります。
と思うかもしれないし、それは確かに合っているんですけど、リミックスコンテストに参加するメリットもあります。もちろん、オリジナル曲をガンガン作っていった方がいいんですが、技術的に行き詰ってしまった方にもオススメです。ということで、今回は、3つメリットをご紹介します。
プロのステムが見れる
これが一番なんじゃないですかね。プロのファイルがタダでみれるわけです。ステムというのは、一曲の中で使われている音をメロデイ、コード、パッド、ドラム等のように分けてあるファイルの集合です。こないだowlcityのリミックスコンテストがあったんですが、ステムはこんな感じ。

つまり、これを見るだけで曲の構造がわかるんですね。曲を聴いてるだけだとなかなか聴こえてこない音も個別に聴くことが可能なので、なぜ、この音を入れてるのか思考するのにはいい勉強材料です。
特にホワイトノイズ系はどういう音を混ぜてるのか、リードシンセが立つように裏にどういうパッドやシンセを入れてるのかみると勉強になります。
公式リリースが賞品
正直言ってこれ以外はよくわからん高い機材やプラグインやなぜかオリジナルのアーティストとSkypeできるよみたいな、
と100連発ぐらいツッコミたくなるような賞品ばかりなんですが、優勝するとレーベルからリミックスがリリースされるという賞品があります。

*例はdefunkのリミックスコンテストです。優勝すると、Westwood Recordingsというところからリリースされるそうです
これだけはモチベーションが上がりますね。自分の名前を売る機会になるし。何せレーベルから出せる機会なんてそうそうない。
他人の解釈を知れる
一つのオリジナルに対して他人がどう解釈するのかは、言葉ではなかなか伝えることができず、モノで判断するしかないのかなと思います。リミックスなんてコンテストがなくても自分でできてしまいますが、同じ曲のリミックスが大量に量産される機会なんて、コンテストでもない限りないと思うので、いい機会かなと思います。
そこのフレーズこう使うかーとか、あ、そのビート作って、R&Bにしたんだ!とか、自分自身、オリジナルの構成と向き合う分、発見も多くなりますので、普段よりも気づく機会が増える気がします。
てな感じですかね。
どこでリミックスコンテストやってるの?
はい。ここまで読めば、
という疑問が湧いてるかと思います。
探せば、いろんなところでやってるのですが、不定期開催のところも多く、なかなか最初のうちは見つけるの大変かと思うので、定期開催しているサイトを3つご紹介します。
こんなところですかね。sleepfreaksは半年に一回ぐらいの開催ですが、唯一日本のサイトですね。ほかは海外のサイトですが、ほぼ常にリミックスコンテストが開催されているサイトです。レーベルからのリリースもあるような賞品があるのは、skiomusicなので、僕のイチオシはskiomusicです。
他にもリミックスコンテストは開催されているので、ぜひぜひ探してみてください。そして見つけた時は僕にこっそり教えてください。
最後に
リミックスコンテストの情報がなかなかなかったので、まとめてみました。海外だとこういうまとめ記事もあるのかな・・・それとも僕の情報収集不足か・・・わからないですが、リミックスコンテストで学ぶことはけっこうあると思うし、プロのファイル見れるのはマジでなかなかないので、オススメです。
じゃあね